スタートアップが、3年で生活インフラになる

サンフランシスコに住む多くの人は、スタートアップのサービスを日々活用して生活しています。

私もそんなスタートアップサービスヘビーユーザーの一人。毎日、Uberを利用して移動し、Class Passを利用して運動し、Blue Apronを利用して料理し、Instacartを利用して買い物しています。そして恐しいことに、これらのサービスが便利すぎて、もはやこれら無しでの生活が考えられなくなっている有様です…

これらスタートアップに共通するのが、1.消費者のPain point(不便を感じている点)を解決するアイディアに基づいて始められたこと、2.そのアイディアを最高な形でExecution(実行)したこと、そして、3.巨額の資金調達をして、開始2-3年という短期間で消費者の生活インフラといえるまで成長したこと、です。

私の大好きなスタートアップを例にとると、

Uber:タクシーのPain point(価格が高い、捕まえたい所で捕まらない、チップの計算や支払いが面倒、運転手が乱暴)を取り除くCtoCライドシェア・配車というアイディアを元に始める。アプリでの一貫した操作や運転手の評価システムにより、低価格・高い利便性・高い顧客サービスレベルを実現し、タクシー業界を徹底的にDisrupt。2009年創業、$5.9B(7000億円以上)調達。

Blue Apron:料理のPain point(レシピを選んで買い物にいくのが面倒、食材や調味料を全て揃えると高くつく、使い切れなかった食材を捨てなければいけない)を取り除く、レシピと食材の宅配サービスというアイディアを元に始める。はずれのないレシピ、厳選された旬の食材の提供により人気を博す。2012年創業、$193M(200億円以上)調達。

Instacart:日用品・食品の買い物のPain point(面倒…)を取り除く、日用品デリバリーサービス。たくさんのスーパーマーケットと提携していて、注文を入れると配達人が買い物にいって1時間で届けてくれる。車のない人には必需サービス。2012年創業、$275M(300億円以上)調達。

どのスタートアップも、上記3つの成功の鍵をきちんと押さえています。この3つの鍵の中、特に勝敗が分かれるのは、2のExecutionの部分です。私は以前、とあるインキュベーションファンドにアイディアをピッチしたことがあるのですが、彼はこう言いました。「君の持っているアイディアは他の人から10回は聞いたことがある。重要なのは、アイディアではなくExecutionだ。君がどれだけうまくExecutionできるのかを聞かせてくれ」。

次のポストでは、Blue Apronのような食材配達のスタートアップを例に、スタートアップにとってのすばらしいExecution(実行)とはどんなものかを考えてみたいと思います。

 

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