ベイエリアのコーヒーブームを牽引する、Blue Bottle CoffeeとFour Barrel Coffee

ベイエリアでは現在、サードウェイブコーヒー・Artisanal(職人)コーヒーなどと言われる、高品質なコーヒーのブームが起こっています。豆を契約農家から直に仕入れ、ブレンドではなくシングルオリジンにこだわり、ひき立てのコーヒーを出す、そんな店が増えているのです。こう書くと、日本では古きよき喫茶店が当たり前にやっていたことのように思いますが、アメリカではここ5年くらいで急激に人気になったコンセプトです。

サードウェイブコーヒーとIT業界の切っても切れない関係

そんなサードウェイブコーヒーブームをサンフランシスコで牽引するのが、Blue Bottle CoffeeとFour Barrel Coffeeです。他にもサードウェイブコーヒーは色々ありますが、圧倒的な人気を博しているのがBlue Bottle、そしてそれを僅差でFour Barrelが追っているイメージです。実はこの2つの会社は、ベイエリアのIT業界とは切っても切れない関係にあります。Blue Bottleは今までに$116M(140億円ほど)を調達しているのですが、その投資家たちは、Google VenturesやIndex Venturesなど、名だたるベンチャーキャピタルです。そして、Four Barrelは、ベンチャーキャピタル投資は受けていないものの、Googleを含むベイエリアの名だたるテック企業のオフィスにコーヒーを卸しています。私の会社でも、ここのコーヒーがないと働けない、といっている人も多くいました。

Blue BottleとFour Barrelの日本への進出

多くの投資を引き寄せたBlue Bottle Coffeeですが、Blue Bottleで働いている友人によると、創業者はビジネスマンではなく、驚くほど職人気質な人なのだそうです。そして、彼は根っからの日本好きでも有名なのです。Blue Bottleのアイディア自体、彼が日本に旅行に来たとき、日本の喫茶店で出されるコーヒーの質の高さにあまりに感銘を受けたことから始まっており、今もBlue Bottleではたくさんの日本製のマシーンを使っているそうです。初の海外出店は日本と決めていて、この度は念願叶っての出店なのだそうです。

Blue Bottleはアメリカ国内に20店舗ほどを有するのに対し、Four Barrelはサンフランシスコに3店舗のみです。そんな小規模なFour Barrelも、初の海外進出は日本を目指していたのですが、実は、この日本進出計画はBlue Bottleによって図らずも阻まれてしまいました。計画では、Four Barrelは、代官山のTartine Bakery(本店はサンフランシスコです)の店内でFour Barrelのコーヒーを提供しようとしていました。しかし、Tartineはその後Blue Bottleに買収され、その計画が白紙になっってしまったのです。

5420335591_95abcb6725_z

(Credit: Chun-Hung Eric Cheng)

この”Artisanal”ブーム、実はコーヒーだけではなく、チョコレートやチーズなどの分野にも広がっています。次回は、サンフランシスコのArtisanalなチョコレートをご紹介します。

Advertisements

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s