サンフランシスコから1時間ほど北上すると、ワインカントリーのナパ(Napa)に着きます。ナパのすぐ西には、ソノマ(Sonoma)という素敵なワインカントリーもあり、どちらも週末は賑わいを見せます。誕生日パーティーなどの定番スポットでもあり、私も既に10回近く訪問しました。ですので、ここでは個人的なお勧め情報を綴ります!
ナパ・ソノマへのいき方
ナパ・ソノマへはツアーに参加することもできますし、ある程度の人数でしたら車をチャーターもできます。中には車をレンタルしてドライブされる方もいますが、ワインを楽しめなくなるのでおすすめしません。確かにカリフォルニアの飲酒運転の基準は日本に比べるとゆるい(血中濃度0.08%までOK)ですが、罰則は本当に厳しいですよ!!
ツアーを利用する場合、大型バスを使った格安ツアーもありますが、できれば10人くらいのミニバンでのツアーに参加された方がアットホームに楽しめると思います。車のチャーターは、6-8時間で4人乗りセダンでしたら$300-400、8人乗りのリムジンでしたら$500-800が主流です。
以前友人の誕生日パーティーでナパにいったときのリムジン。映画みたいな体験ですが、一人当たりに換算すると、ツアーと変わらない値段なので、人数がそこそこ集まる場合はおすすめです!
どこのワイナリーにいくか
ツアーの場合は決まった場所を巡りますが、チャーターでしたらいきたいワイナリーを選べます!6時間のチャーターでしたら2箇所、8時間でしたら3箇所のワイナリーを選びましょう。詰め込みすぎると楽しめないので、ゆっくりしましょう。一般に、ナパのワイナリーはオーパスワンなど含め有名どころが多く、ソノマのワイナリーは素朴な家族経営のところが多いです。ソノマのワイナリーの方が、テイスティング料金・ワイン料金ともに安い傾向にもあると思います。そういった理由もあってか、ナパは観光客がやや多く、ソノマはローカルの人が多いです。
ナパのお勧めワイナリー
Artesa:ドラマティックなエントランスが印象的なワイナリー。光にあふれていて気持ちがよく、また数多くのアートが飾られていて美術館のようでもあります。
Sterling:ゴンドラに乗ってワイナリーに到着すると、すばらしい景色を見渡せるワイナリーに到着します。ワインはさほどでもありませんが、ゴンドラに乗るためだけにでもいく価値があるワイナリーです。
(Credit: Bill Stanley)
Judd’s hill:上記二つが大型ワイナリーで若干商業的なのに対し、こちらは完全に家族経営の小規模ワイナリー。スタッフのワインに関する知識が豊富で、ワインとBBQソースのペアリングなど、ユニークなテイスティングが楽しめます。また、マイクロクラッシュした葡萄で、自分だけのオリジナルワインを作ることもできます。私はこのワイナリーが大好きになって、ワインクラブに入ってしまいました!
ちなみに、ワインクラブとは、各ワイナリーが募集しているクラブで、会員になると、2-3ヶ月に1回ワインが送られてきます。また、会員だけのために催されるイベント(クリスマスパーティーとか、演奏を聴きながらのテイスティングとか)にも招待されます。うーん、なんてすばらしいマーケティング。
長くなってしまいましたので、ソノマのお勧めワイナリーについてはまた次回書きます!