カリフォルニアの見所:ハースト城とアメリカンドリーム

サンフランシスコを南に4時間ドライブすると、歴史的建造物のハースト城(Hearst castle)に到着します。壮大で美しい城ですが、ここの魅力はそれだけではありません。城のオーナーであるウィリアム・ハーストはアメリカンドリームをそのまま生きたような新聞王で、そのグレートギャツビーのような生き方が観光客を惹きつけてやまないのです。

ハースト城を見るためには、ハースト城の公式サイトからGrand rooms/ Upstairs suites/ Cottages and Kitchenの3つのツアーのどれかに申し込んでください。どのツアーもまず、ウェルカムセンターからお城まで登るバスから始まります。ウェルカムセンターも既にハースト家の敷地で、そこからお城に登るまでバスで20分ほどかかります。この広大な敷地は、世界中から運ばれてきた動物が飼育される、アメリカで最大の私立動物園でした。現在でも、その名残りの動物達をバスの車窓から見ることが出来ます。

バスを降りると広がるのが、この美しい宮殿へのエントランス!

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この先は、どのツアーに申し込んだかによって見る場所が違います。Grand roomsのツアーではダイニングルーム・リビングルーム・映画館などを、Upstairs suitesのツアーではウィリアムとその愛人の寝室・ゲスト用寝室・書斎などを、Cottages and kitchenのツアーでは台所や庭にあるコテージの中を見ることができます。自分のツアー以外の場所には入ることができません。

こちらがGrand roomsのツアーで見たリビングルーム・ダイニングルーム。部屋のデコレーションの一貫性がないのもハースト城の特徴で、アジア風の天井の下にイタリア・スペインなどから取り寄せた家具・装飾品が置いてあったりします。また、ヨーロッパの古い教会の装飾品も多く取り入れられています。天井の写真は、ヨーロッパの教会の壁を持ってきて、ハースト城の天井にはめこんだもの。

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ツアー後は、花の咲き乱れる庭を散歩したり、プール(屋内・屋外両方あります!)を見学したりできます。屋内プールはモザイクがとにかく美しい。

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こんな美しいハースト城を建てたウィリアムは、若くしてニューヨークを拠点にアメリカ最大の新聞社を作り上げた男でした。ニューヨークの賑やかすぎる生活に嫌気のさした彼は、カリフォルニアの真ん中の寂れたこの地に移り住み、ハースト城を建設しました。そしてこの城に友人達を招き、夜な夜なパーティーを繰り広げたのです。人見知りだったウィリアムは限られた友人しか招待しないのにもかかわらず、もっとゲストが来れるようにとゲストルームの数をどんどん増設していったそうです。ウィリアムはメディアの世界にいながらも人嫌い、人嫌いながらも寂しがり、という背反する要素を持つ人でした。彼は寂しさを打ち消すように、30年近くにわたり、取り付かれたようにハースト城の改築・増築を繰り返しました。

ドラマに満ちたハースト城は、ワイナリーの町、パソロブレス(Paso Robles)のとても近くにあります。パソロブレスでのカリフォルニアワインツアーとも合わせて、ぜひ訪れてみてください。

 

(Main Photo Credit: Cocoabiscuit)

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