今年もやってきました、ハロウィンの季節。アメリカではハロウィンに合わせて、友人や家族と一緒にパンプキンカービングをするのが伝統です。そして、各自が作ったパンプキンの中にキャンドルを灯して、どのパンプキンの出来が一番よいかを競い合います。
私の中西部出身の友人は、そんなハロウィンの伝統を頑なに守っていて、毎年友人を呼んでパンプキンカービングをやっているそうです。そんなわけで、今晩はピザ・ワインと共にカボチャを彫りました!アメリカで過ごす3回目のハロウィンですが、パンプキンカービングは初体験です。
まず、カボチャの上部をナイフで切り抜きます。そして、中の種や綿をきれいに取り除きます。ここで面倒がってちゃんと取り除かないと、1-2日で腐るそうです。きちんと取ると、1週間近く持つのだとか。切り取った上部はふたとして使うので、とっておきましょう。
切り取ったら、ペンで絵柄を描くか、ステンシルを転写しましょう。私は初めてだったので、無難にステンシルを使いました。一番簡単そうだった猫のステンシルをカボチャに貼り付けて、つまようじのようなもので刺していきます。
絵柄の転写が終わったら、彫っていきます。ちゃんと彫れるか最初は不安でしたが、パンプキンカービング用の小さなナイフのようなものがあると、かなり細かく彫れます。簡単な絵柄を選びましたが、もっと細かい絵柄を選んでもよかったな、と思いました。
作業の早い友人夫婦は、私が彫り始めた段階で彫り終えていました。取り出したカボチャの種を洗って、オーブンで炒って、塩コショウを振って出してくれる友人夫婦。カボチャの種がおいしいスナックになることを初めて知りました。ワインを片手にカボチャの種をつまみながら作業を続行。そして、完成です!しっぽなど細い部分が取れるんじゃないかと不安でしたが、彫ってみるとカボチャは案外しっかりしていて全く問題ありませんでした。
キャンドルを入れて、点灯し、ふたをします。ジャック・オー・ランタンの出来上がりです!
友人たちの彫ったカボチャも並べて。写真は変わり種ばかりですが、ノーマルな顔を彫ったランタンを作った人も勿論いました。
明日はハロウィンパーティーです!カボチャを見ながらハロウィン気分を高めています。では、おやすみなさい。